はじめに
DFGCでは複数のプロジェクトを進行させています。
これらのアイデア・ソースの盗用を防ぐために開発をステルスで行っていますが、進捗が一般のメンバーに共有されづらいという問題があります。
本活動報告の目的は、このようなクリプトプロジェクト特有の課題について透明性を高めることで、メンバーの参加・貢献に寄与することです。
Yamato Protocol
仕様変更
最小担保量を0.1ETHに設定
預け入れ後または引き出し後の担保量が0.1ETH以上であることが要求されます。
借り入れがないときの全額引き出しは可能です。
「極小量の預け入れをするPledgeを量産し、償還対象を増やすことで、償還の効率を悪化させる攻撃」を抑制することが狙いです。
償還によって担保量が0.1ETHを下回ることがあります。その場合でもペナルティはなく、追加の預け入れをすることで引き続き利用可能になります。
償還の対象Pledge最大数を100に設定
gasコストの都合により上記制限を設けました。
償還対象が100件より多い場合は複数回償還を行う必要があります。
Yamato Interface
以下の改善を施しました。
real time TXをReal Time TXに文言修正
Yamato Interface(GitHub) はOSSです。どなたでもIssueを立てることができますし、Issueの対応をすることができます。
Yamato Interface をより良いものとするために、皆様のコミットをお待ちしております。
LoyaltyNFT
コア開発
SIWE(Sign In With Ethereum)し、そのEOAが保有するNFT内のポイントの転送を行うWebアプリのプロトタイプが稼働しています。
ログイン後にNFTを他EOAに転送することで他EOAでも2重ログインできるといった非アトミック性を抱えているため、オフチェーンでの対応を検討しています。
PoCの次の段階としてNFT内のポイントとギフトを交換するカタログアプリの構築を想定しています。
こちらはWeb2アプリの開発となりますので、Web2の技術をとっかかりにWeb3を学んでいきたい方にはよい題材になると思います。
コミュニティDiscordのLoyaltyNFTプロジェクトにて参加をお待ちしております。
NFT画像・TokenURIサーバー開発
DFGCからのNFT発行に備えてNFT画像・TokenURIを提供するサーバーを開発中です。
LoyaltyNFTについてはメタデータによって画像が変化する仕組みを導入予定です。
コンセプトについてはこちらをご確認ください。
NFT画像を制作していただけるイラストレーター・デザイナーを募集しています。
興味を持っていただけましたらコミュニティDiscordのNFT部にて参加表明をお願いします。
ネーミングコンペティション
LoyaltyNFTをパッケージ化する際の名称を決めるコンペティションを開催しています。
名称の公募を終了し、選考を通過した名称の発案者からプレゼンテーション文章の投稿を受け付けている段階です。
投票が再開し次第、よいと思える名称に投票していただけますと幸いです。
関連リンク
コミュニティガイド: https://docs.defigeek.xyz/
Discord: http://discord.gg/FQYXqVBEnh
Twitter: https://twitter.com/DeFiGeekJapan
本記事に関するご意見、質問は、上記DiscordからDeFiGeek Communityの広報部までご連絡ください。